ログ?

i.ntere.st

少し前まで好んで使っていたwebサービスがありました。

i.ntere.st

というサービスが1年くらい前に始まって、面白くて便利に使っていました。このサービス、Pinterestに似てはいるのですが、こちらは日本人が作ったもののようです。Pinterestは主に気に入った「画像」をクリップしていくサービスですが、i.ntere.stは「物」をクリップするサービス。…でした。

できたころのPRメッセージとして、「自分が欲しいと思ったものをどんどんクリップしよう!」的な感じでした。Amazonなどに「ウィッシュリスト」という、「カート」に入れて今すぐ買うわけじゃないけど、気にとめておきたい商品を入れるリストがありますが、そういう「気になる商品(画像)」をリスト化できるサービスでした。Amazonで物色しているときや楽天で気になるものを見つけたとか、そういうときに商品画像を「+in」することで自分のi.ntere.stのコーナーにそれらが集められていき、「欲しいものリスト」「気になるものリスト」を作れるというわけです。Amazonのものも楽天のものも同じ場所に並びます。応用して、「プレゼントに向いてそうなものリスト」とかも作れるわけですね。あとから「そういへばあれやっぱりほしいな」と思った時は、「+in」した画像からリンクによってAmazonなりのページへいけるので探しなおす必要もありません。また、他の人が「+in」したものを見て、「おー!これかっこいい」と思ったものなんかも、どんどん自分のコーナーに「+in」できます。みんなでいいものを紹介しあっている感じですね。オシャレな家具を集めている人や、桜グッズや母の日グッズ、ウェディングに合いそうなグッズなど、テーマを決めて紹介している人も多く、とても役に立つサービスでした。

しかし!

このサービスが少し前から雰囲気がおかしくなってきたんです。

日本カルチャーを代表する分野「アニメ」が台頭し始め、あっという間にi.ntere.stはそっち系のサービスになってしまいました。最初は、オシャレな雑貨や家具の中に混ざって、フィギュアなどが「+in」され始めましたした。それは、その個人の趣向なので、そういうものがほしい人がいるというだけで気になりませんでした。しかし、このフィギュア、誰かがのせると瞬く間にたくさんの人がそれを「+in」し、人気商品として上位に表示されるようになりました。そしてフィギュアの「+in」が増えるごとに、i.ntere.stの画面を占領するようになりました。正直、「え、こういうのってそんなに人気あるもんなの!?」って思いました。そのうちに、フィギュアという「商品」ではなく、「萌え画像」的なものがたくさん、ひくほどたくさん「+in」されるようになりました。もはや、オシャレ雑貨や家具は鳴りをひそめ、そういった画像を集めるサービスに変わってしまいました。

私がもっとがっかりしたのは、運営側がその流れに迎合したことです。ログイン画面に「i.ntere.st に参加して、好きなアニメのコンテンツを収集し、世界中のアニメファンと共有しましょう。」と出るようになったのです!これを最初に見たときの衝撃と言ったら!そして、以前は「キッチン」「ベビー」などの、ネットショップで一般的な分類だった「カテゴリ」というソート方法が、今では「NARUTO」「黒執事」などの作品名に置き換わってしまいました。

ちなみに、私が作った「見た映画」というコーナーは我ながら非っ常ーに人気が高く、人生でこれほどたくさんの人に指示されたことは経験がないというほどのフォロー数でした。ユーザー名や写真からすると海外の方もたくさんいました。なので私も、新しく映画を見たらどんどん追加して、内容を増やしていました。フィギュアやイラストが増えてからも、フォロワーは増えていたのですが、少し前からもう、「そっち系イラストの嵐」に嫌気がさして、映画を見ても更新しなくなりました。もう前の、素敵なサービスとしてこれを利用することはないでしょう。

生産性のない内容ですみません。しかし、本当に惜しいサービスをなくしました。
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# by m-stern | 2012-12-23 12:34 | LIFE